アロマセラピーへの扉
アロマセラピーは最近、非常に人気が高くなっています。
匂いのあるものに、アロマと名付けた商品を数多く目にするようになりました。
アロマセラピーの素晴らしい点は、セラピストのような専門知識がある人だけが使用できるのではなく、まったく知識のない方でもエッセンシャルオイルがあれば、気軽にアロマセラピーを生活に取り入れ楽しむことができる点です。
大好きな香りを嗅いでいると幸せな気持ちになれます。
自分自身のそのときの気分にあったホッとするような香りを「いいなぁ」と感じるとき。
スーッとした香りが気持ちいいと感じるとき。
「いい香り!」と感じる瞬間、幸せな気持ちに包まれた体はリラックスそしてリフレッシュします。これがアロマセラピーを楽しむスタートです。
アロマセラピーという言葉の意味
Aroma(芳香) + Therapy(療法) =アロマセラピー
「アロマセラピー」という言葉は日本語で、「芳香療法」という言葉に訳されます。植物から採取された芳香物質(精油)を使って、心と体の不快な状態を緩和、軽減し、健康で活力のある心身の状態を呼び戻すことを目指す自然療法の一つです。
植物の力を治療に利用することは、数千年もの間、古くは古代エジプト文明の時代から薫香や浸剤の形で使われてきました。
この先人たちの知恵を「アロマセラピー」として体系づけたのは、20世紀初頭、フランスの化学者ガットフォセです。 彼が実験中の事故で火傷を負った際、ラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)を用いて治療をし、その効能を自ら体験したことから、この植物療法を「アロマセラピー」と命名しました。