エッセンシャルオイルの取り扱い方と保管方法についてご紹介します。
保管方法
直射日光を避け、涼しい場所で保管
直射日光や高温多湿な場所を避け、冷暗所で保管しましょう。
蓋を忘れずに閉める
空気に触れると酸化し、品質が劣化するため、蓋の閉め忘れにご注意ください。
小さいお子さんやペットの手が届かないところに保管する
間違って触ってしまわないよう、手の届かないところに保管してください。
注意点
エッセンシャルオイルが手に付着したときは
すぐに大量の水で洗い流してください。
エッセンシャルオイルが付いた手で、目や粘膜に触れないようにしてください。 目や粘膜に触れると刺激になるため、注意が必要です。
火気に注意
エッセンシャルオイルは可燃性です。
火気の近くで使用しないようにしましょう。
妊娠中や授乳中の方、お子様への使用
妊娠中や授乳中の方、お子様への使用は、医師に相談してから行いましょう。
薬を服用中の方
服用中の薬との相互作用がある可能性があるため、医師に相談しましょう。
アロマに関するよくあるご質問
エッセンシャルオイルの保存期間はどのくらいですか?
原材料植物の種類によって異なります。(樹木、花、葉、果実など)
開封していない状態ですと、品質保持期間が5〜6年あるオイルもありますが、柑橘系のオイルは、約3年の品質保持期間です。
各ボトルの有効期限をお確かめください。
品質保持表示の読み方はこちら
ただし、開封後は1年を目安にご利用ください。
柑橘系のオイルは、他のオイルに比べて酸化・劣化が早いので、開封後は半年を目安にお早めにご使用ください。
どのように保管すればよいのですか?
エッセンシャルオイルは熱、湿気、酸素が苦手です。 直射日光のあたらない冷暗所にて保管してください。
電気製品の周囲は、暖かくなっていることも多いので避けてください。
蓋はしっかり閉めてください。
温度変化が苦手です。冷蔵庫に入れると、使用する時(常温)と冷蔵庫内の温度との寒暖差が大きくなるので、 通常は冷蔵庫に入れなくても大丈夫です。
あくまでも目安ですが、「人が快適に過ごせる」室温の場所へ置いていただくとよいでしょう。
夏季に長期間留守にする場合などには冷蔵庫に入れて保管してください。
なかなかエッセンシャルオイルが瓶から出てこないのですが…
エッセンシャルオイルによって粘度が違うため、ドロッパーから出にくいもの、出やすいものがあります。
ドロッパーの中心の出口のサイドに1ヶ所、穴が開いています。 その穴を上にして、オイルを垂らしてみてください。
樹脂から精製されたエッセンシャルオイル、アブソリュートと呼ばれる種類のエッセンシャルオイルは粘度が高い場合が多いです。
冷たいと粘度が高くなりますので人肌くらいの温度に温めてください。
※急激に火にかけて温めたりはしないでください。 手でボトルを握っておくと、自然に温たまって粘度が緩みます。
温度が低いと凝固する、ということは、純粋なエッセンシャルオイルの特性のひとつです。
もし固まらない場合は、合成成分が入っている場合があります。
妊娠中に使えますか?
香りの種類によっては不快な症状の助けになることも多いですが、婦人科系に働きかけるといわれるエッセンシャルオイルもありますので、専門家や知識のあるプロにお尋ねください。
エッセンシャルオイルは飲めますか?
エッセンシャルオイルは飲用しないでください。
天然の芳香成分100%ということは、非常に濃いということです。
飲用すると内臓の粘膜を痛める可能性もあります。ご注意ください。
香りをブレンドしてみたいのですが、組み合わせの相性はありますか?
エッセンシャルオイルはブレンドした方がより効果が高いとペニープライス女史も言っています。
これは相乗作用といわれるものです。 1+1=2ではなく、ブレンドすることで相乗作用が起き、∞(無限)となるのです。
アロマ初心者の方は、まず好きな香りのエッセンシャルオイルを2種類ブレンドしてみてください。
単体で香ってみるよりもいい香りだと感じていただけるはずです。
是非ご自分がいい香りだと思う感覚を大切にされてください。
2種類、3種類と、少しずつ増やしていくと、ブレンドした時の香りのイメージが湧いてくるようになります。
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