人生の各段階で、どんなアロマが生活に寄り添ってくれるのかをご紹介します。

思春期とアロマ

人生において一番ドラマティックに体が変化する時期。
その変化に伴い精神面も揺れ動き、アンバランスな中で少しずつ大人になっていくのが思春期です。
 
ペニープライスは、アロマセラピーはこうした体の変化や心の問題を和らげるのにもとても役立つと言っています。
精神的な不安定さからくるストレスを落ち着かせることで肉体的なトラブルが改善されることも多いのです。
 
使用するエッセンシャルオイルは、身体に表れている症状だけで選ぶのではなく、食生活、ライフスタイル、ストレス、心の状態などホリスティック(全体的・総合的)に考えて選択するのがポイントです。

思春期の子どもには、一人の人として「自分の生活を自分でコントロールしている」という感覚を持てるように尊重することも重要です。
ストレスや不安の理由にかかわらず、リラックスし、気持ちの鎮静に役立つ精油はたくさんあります。
これらの香りをバスルームに充満させ、ゆっくりと入浴する方法が一番おすすめですが、に使うと最も効果がありますが、今すぐにアロマの力を借りたいときは、芳香浴などの吸入法を利用するとよいでしょう。

また、帰宅してから家族と言葉を交わすことが少なくなってくる時期でもあります。
そんな時は「我が家の香り」を玄関に香らせて、自分の安全な場所に戻ってきたという安心感で包んであげるのも一つの手です。

おすすめのエッセンシャルオイル

  • 真正ラベンダー
  • オレンジスイート

◆リフレッシュしたいときは

  • レモン
  • ローズマリー

◆我が家の香り

こちらの記事で詳しくご紹介しています。

ベビーとママのアロマ

ペニープライス社のエッセンシャルオイルをご愛用いただいているお客様には、助産師さんも多くおられます。
最近は、妊婦さんや産婦さんへのアロマケアを行っている産婦人科や助産院がとても多くなりました。
妊娠後期にはディフューザーやランプでアロマを焚いて香りを楽しんでいたという方も多く、「妊娠中はこの香りが好きだったのに、産後は香りの好みが変わった」等、興味深い話を耳にすることもあります。

赤ちゃんが成長するにつれ、母親は眠りにつくのが難しくなることがあります。
例えば、サンダルウッドとイランイランをブレンドした香りを嗅ぐと、とてもリラックスした気持ちになります。
これらのアロマは、寝室でディフューザーやランプに入れて香りを楽しんだり、ティッシュで吸入したりすることができます。

赤ちゃんが同室の場合は、軽い香りを一緒に楽しむのが良いでしょう。芳香浴で使用する敵数を減らすことがポイントです。
香りはマンダリンやフランキンセンス、カモミールローマンなど、包み込むような柔らかなものがおすすめです。

おすすめのエッセンシャルオイル

◆ママが元気になりたいとき

  • ユーカリ・スタイゲリアナ
  • マンダリン

◆ママのリラックスタイムに

  • 真正ラベンダー
  • ゼラニウム
  • ネロリ

◆赤ちゃんと一緒に香りを楽しむ

  • マンダリン
  • カモミールローマン

老年期とアロマ

ペニープライスは老年期のことを「sunset years」日暮れ時と表現しています。
エッセンシャルオイルの濃度は各個人の体調や健康状態に合わせて調整してください。
心身ともに健康な方へは成人と同じ濃度でも大丈夫ですが、体力が落ちていたり、病気だったり、薬を服用している方などは使用する濃度を低く(滴数を少なく)して使用してください。

嗅覚のトレーニングをする場合は、ハーブ系・フローラル系・柑橘系・スパイス系・樹脂系など、系統の違う香りをゆっくりと嗅いで、違いを感じてみてください。

香りは生活サイクルを整えるのにも役立ちます。老年期になると睡眠が浅くなったり、お手洗いが近くなったりと、夜中に何度も起きるため、日中に眠気が襲ってくることもあります。
日中、疲れた時はしっかり休むことはとても大事です。しかしそんな日が続くと時間的な生活サイクルが乱れてきます。
そんな時は、朝はシャキッと爽快な香りを嗅いで活動し、日没以降はゆったりとリラックスできる香りを嗅いで心身を休めるという本来の生活スタイルの回復にアロマを上手に活用してみてください。

おすすめのエッセンシャルオイル

◆スッキリしたい気分の時

  • レモン
  • ユーカリグロブルス
  • ペパーミント

◆くつろきたい時

  • サンダルウッド
  • イランイラン
  • 真正ラベンダー

多忙な毎日とアロマ

育児、介護、仕事、家庭のこと、家族のこと…現代は生きていく中でやらねばならない事がたくさんあります。ひとりでは抱えきれないほどのタスクがあり、毎日時間が足りない!と感じている方もたくさんいらっしゃるのが現代社会の現実です。

沢山のことを同時進行で考え、検討し、こなしていくのにはたくさんのエネルギーが必要です。
そんな時こそアロマセラピーを活用してみましょう。香りは一瞬で気持ちを切り替えてくれると言われています。
アロマの香りは、鼻から吸い込まれてから約0.2秒で脳に届きます。
(他の感覚よりも圧倒的に速く、痛みが伝わるのは0.9秒かかります)

この、「一瞬で脳に届く」という点は、忙しい現代人には最適なリフレッシュ・リラックス方法であると言えます。

例えば、車で移動する方へは「車中でアロマセラピー」がおすすめ。吊り下げディフューザーを使って車内にリフレッシュできる香りを漂わせます。
移動という作業中にも出来るアロマセラピーです。
デスクワークや勉強中の方は、置き型の芳香器で集中力を上げてくれると言われる香りを使ってみるのも良いでしょう。

まずは手軽にできる方法から、気軽にアロマセラピーを取り入れてみてください。

おすすめのエッセンシャルオイル

◆車の運転中、作業中には

リフレッシュするようなスッキリ系の香りをお選びください。また、暑い時期に柑橘系の香りを使用する場合は、車内温度が高いと揮発が早いのでご注意ください。

  • ペパーミント
  • ユーカリスミシ
  • ローズマリー

◆しっかり睡眠をとって翌日に備えたいときは

  • ラベンダーHight altitude
  • ジャスミン

アロマオイルの使い方、楽しみ方についてはコチラをご覧ください。

ご紹介したアロマをお楽しみいただく芳香器はこちらでご紹介しています。