ホーウッドの葉を蒸留したのがホーリーフのエッセンシャルオイルです。ローズウッドに似た香り。

環境に優しい、ローズウッドに似た精油

ホーリーフは「芳樟」と呼ばれるクスノキの変種で、台湾や中国南部と暖かい地域が原産です。

リナロールの含有率が高いことからローズウッドの代替え品として注目されており、木を伐採する必要がないので環境面にも優しく、リーフ(葉)から精油が抽出できる点も評価されています。

香りはフローラル感のある軽いウッディ調で、嫌われることの少ない上品な香り。ローズウッドと同じくメイン成分であるリナロールが豊富なため、抗菌・抗ウイルス作用が期待できると考えられています。
また、心身の不調をリフレッシュしたいときにおすすめです。

＜Ho(ホー・芳樟)の歴史＞

伝統的に、ホーショウの木は以前はShiu-Sho

(シウショウ)と呼ばれ、そこから採れる油はシウ油と呼ばれていました。

ホーショウの特徴は、その主成分がリナロールであることです。

一時期はまったく生産されていませんでしたが、

リナロールが貴重な香水成分として利用できることがわかり、1920年に芳樟の利用と蒸留が開始されました。

＜特徴＞

主成分は鎮静、リナロールです。(80～90%)

その他の成分はシネオール、γ-テルピネン、テルピノレン、p-シメン、シス-リナロールなどがあり、これらはすべて、オイルの穏やかな治療効果においてリナロールをサポートするのに役立ちます。

化学的にはローズウッドとほぼ同じで、香りもほぼ同じで、特性もほぼ同じです。

＜こんな時に＞

特に神経系に効果があり、ストレス、不安、不眠症の緩和に役立つと言われています。

気分を高揚させ、浄化し、すっきりさせ、リラックスさせる特性があるので、ストレスや緊張があるときにも香ってみてください。

寝室に：鎮静効果があり、落ち着きと眠気をもたらします